甘ガキと渋ガキ


カキは渋味、種子の有無、果肉の褐斑(かっぱん:ゴマ)の生成程度により「完全甘ガキ」、「不完全甘ガキ」、「不完全渋ガキ」、「完全渋ガキ」の4種類に分けられます。 渋ガキはそのままでは食べられないので「渋を抜く」必要があります。「渋を抜く」というのは、本当に渋を取り除いてしまうのではなく、口の中の舌にある渋みを感じる器官と渋がふれないように渋を不溶化して、渋く感じるのを防ぐことです。渋ガキをアルコールで処理したり、炭酸ガス処理をするとカキの中にアセトアルデヒドという成分ができます。この成分が渋とくっついて水に溶けない形になります。

種子の入る入らないに関係なく脱渋する完全甘ガキ
「富有」

画像提供:果樹研究所

種子の入る程度による脱渋の違いが出る不完全甘カキ
「絵御所」

画像提供:鈴木勝征氏